ブラジルの若者がサッカー離れ!? サッカー王国に忍び寄る危機

ネイマール言わずと知れたサッカー王国ブラジル。

W杯最多5度の優勝を誇るこの国は、いつの時代もサッカー界をリードしてきました。

しかし今、そのサッカー王国からある変化が訪れています。

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毎日天才が生まれる国

 

「ブラジルでは毎日どこかで天才と呼ばれる子どもが生まれてるんだ」

かつてブラジル生まれでポルトガル代表を選択した際にデコが発した言葉です。

老人から子供まで誰もが1年中サッカーに明け暮れ、皆がブラジル代表のユニフォームを着ることを夢見る。

かつてブラジルはそんな国でした。

 

上の発言をしたデコは、ポルトバルセロナで中心選手としてCL優勝に導いた文句なしの一流の選手です。

そんな選手がブラジル代表にすら入れない。

ブラジルの層の厚さは、他の国とは比較にならないものでした。

 

国民のすべての人が夢見るブラジル代表の選手。

 

 

・・のはずだったのですが、最近ある変化が訪れています。

 

サッカーに興味がない

今、ブラジルではそういった子が増えてきているのです。

 

なぜ若者はサッカーをしなくなっている??

 

1. 国の経済成長

ブラジルは近年、 W 杯や五輪の追い風があって急速に経済成長を遂げています。かつては珍しくなかった貧困家庭の数も、10年前に比べて、約半分にまで減りました。

国としては、当然経済成長を遂げることはいいことなのですが、これが同時にサッカー離れを起こす原因の一つにもなっています。

これまで貧しかった家庭が裕福になっていったことで、教育に力を入れる家庭が出てきたのです。

 

ロニー

 

上の写真の人物は、かつてのブラジルのエースだったロナウジーニョなのですが、彼は貧困層の出身の選手です。

それ以外にも、ロナウドロマーリオアドリアーノといった、かつてのブラジル代表の中心選手はほとんどが貧困層出身でした。

 

彼らは貧しかったから、満足な教育を受けることも出来ず、欲しいものを買うこともできなかった。

そんな彼らの未来に希望があるとすれば、それはサッカー選手になることでした。

サッカー選手になれば、大金を稼ぐことが出来て、家族を含め周りの人間を楽にしてあげられる。

そのハングリー精神こそが、彼らをここまでの選手にしたのではないでしょうか。

 

 

国民の生活が豊かになるということ。

それは同時に若者からハングリー精神を奪っていっているのかもしれません。

 

2. 他のスポーツ

 

野球

 

近年ブラジルではサッカー以外のスポーツの人気が上がってきています。

例えば野球

2013年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に初出場し、米大リーグ入りする選手も出てきています。

日本にも、ブラジルの高校生が来日して甲子園に出場したりして、国民がサッカー以外のスポーツをやるようになってきました。

 

今のブラジルの若者にとって、スポーツ = サッカーという方程式はもう過去のものとなりつつあります。

 

今後王国はどうなる??

 

サッカー王国

 

 

これまで書いてきたようにブラジルのサッカー人気は確実に下がってきています。

 

地元開催のW杯ブラジル大会で喫したドイツへの屈辱的惨敗。

 

代表選手のタレント力の低下。

 

かつては世界的スターが集っていたブラジル代表も、現在の代表選手でスターと呼べるのはネイマールだけ。数年前に比べて随分と小粒になってきています。

 

サッカー王国はこのまま普通の国となってしまうのか・・。

 

それとも王国はやっぱり王国のままなのか。

 

今後のブラジルに注目していきたいといきたいと思います。

 

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