今回は日本で一番都会っ子たちが集まっている東東京予選についての紹介をしていきたいと思います。
前年の覇者二松学舎、そして歴戦の強豪・帝京高校等競合ひしめくこの予選を勝ち上がるチームはどこになるのでしょうか。
トーナメント組み合わせ表
参加チーム : 137チーム
日程 : 7月4日~7月27日
球場一覧 : 神宮球場・神宮第二球場・都営駒沢球場・江戸川区球場・大田スタジアム・明大球場
東京は参加校が多いので毎回東と西の二つに分かれて予選を行っていますが、それでも参加校は137校と全国的に見るとかなり多い方ですね。
大会展望
続いては大会の展望です。
今年の東東京地区で大本命と目されているのが前年の覇者・二松学舎。
昨年夏だけでなく、今年の春の選抜大会にも出場しており、実力・経験共に他の高校を一歩リードしている状況ではないでしょうか。
そんな二松学舎で注目なのが今村大輝と大江竜聖の2年生バッテリー。
昨年の夏にも2人は甲子園でバッテリーを組んでおり、1年生バッテリーとして注目を集めたこのコンビが今年も二松学舎を甲子園に導くことができるのか注目ですね。
その二松学舎の対抗馬一番手になりそうなのが第1シードの関東一。
毎年安定した実力を見せる東東京屈指の名門高校ですが、今年の注目は何といってもオコエ瑠偉。
ナイジェリア人の父親を持つこの選手は今秋のドラフト候補の1人であり、関東一高校の主軸選手。
その高校生離れした圧倒的な身体能力の高さを今大会も披露できるか注目したいところです。
東東京と言えば帝京高校を忘れるわけにはいきませんね。
春夏通じて通算26回の甲子園出場、そしてその中で51勝を挙げている名将前田監督に率いられたこの名門高校も、今大会では上位進出することが予想されます。
ここ数年はやや影が薄くなりつつある帝京高校ですが、それでも知名度、実績は文句なしのNo.1。
名門復活をかける今大会ではどんな戦いをしてくるのか注目です。
今大会は上に挙げたこの3強と、その他第4シードの江戸川を筆頭とする中堅高校による争いが繰り広げられることが予想されます。
しかし東東京予選は全国でもきっての混戦地区で、毎年どこが勝つのかかなり予想がつきにくいところでもあるので、ひょっとしたら上に挙げた高校以外の高校がダークホースとして勝ち上がってくるかもしれません。
混戦ひしめく東東京予選。
今年も目が離せられない戦いになりそうです。