“クレーの王様” ラファエル・ナダル プレースタイルや不調の理由

9スペインの英雄にしてテニス界を代表するプレイヤーラファエル・ナダル。

“キング・オブ・クレー”の異名を持つこのスペイン人プレイヤーは、全仏大会過去10年で9度の優勝と圧倒的な強さを誇ります。

しかし、そんな絶対王者は今、かつてない苦しみを味わっています。

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無敵のフィールドクレーコート

 

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テニス4大大会。

世界最大のテニストーナメントとして知られるこの大会は、毎年世界一を争う超一流のプレイヤーが最高のパフォーマンスを披露する機会。

全豪、全仏、ウィンブルドン、全米の4つの地域で行われ、全ての大会を制した人間にはグランドスラム(完全制覇)の称号が与えられることで知られていますね。

 

そして今回開催されているのが全仏大会

クレーコートという他とは違い土でできた特殊なコートなため、毎年多くのプレイヤーがこの地で苦しんでいますが、そんな中、まるで自分の庭のごとくこのクレーコートで力を発揮する選手もいます。

 

それがスペイン人プレイヤーのラファエル・ナダル

“キング・オブ・クレー”の異名をもつナダルは、このクレーコートで過去10年で9度の優勝、通算成績でも66勝1敗と圧倒的な成績を残しています。

 

全仏大会はナダルの独壇場—。

これまではそんな風にも言われてきましたが、しかし今年はどうやらこれまで通り順当とはいかないようです。

 

相次ぐ怪我と極度の不調

 

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信じられないような光景でした。

先月ナダルのお膝元であるスペイン・バルセロナで開催されたバルセロナオープンで、ミスを連発して自滅のような形で敗北を喫したナダル。

そこにはかつての力強さも粘り強さも微塵も感じられないような出来だっただけに、体の状態や年齢的な衰えを指摘する人も出てくるほどでした。

 

しかしナダルは今年でまだ29歳

たしかに全盛期は過ぎつつあるかもしれませんが、まだまだ一線から降りるような年齢ではありません。

体の状態はどうでしょう。

これまで度重なる膝の怪我に苦しんできただけに、若い頃のようには動けなくなりつつるかもしれませんが、プレーを見ている限りはそこに原因があるかどうかはわかりません。

 

それでは不調の原因は何なのか—。

こればっかりは正直僕にも何が原因なのかよくわかりません。

 

技術的なものなのか、それとも精神的なものなのか。

しかし今現在はっきりしているのは、今年に入ってまだ一度も大会で優勝していないこと、そしてそれは(モンテカルロ・マドリード・ローマ)のクレーコートの大会も含めてということです。

 

プレイスタイル

 

ナダルがクレーコートで最強たる所以

 

それは他ならぬ彼のプレイスタイルによるところが大きいです。

ナダルのプレーの最大の特徴は、自身のフットワークを活かした驚異的な守備範囲

通の選手なら届かない場所にいったボールも、ナダルなら追いつくということがザラにあります。

 

そしてクレーコートは他のコートに比べて、ボールはバウンド後に砂の粒にスピードを削られ、高く跳ねる傾向にあります。

その帰結として、一発のショットではなかなかポイントが決まりにくいため必然的にロングラリーな展開になりやすい。

最近の上位選手は強烈なサーブを打つパワー型の選手が多い為、このロングラリーが続くような展開にはあまりなることがありません。

従って慣れないロングラリーを強いられる展開になりやすいクレーコートでは、多くの選手が本来の力を発揮できなくなるというわけです。

 

そんな中で、体力と粘り強さ、そして驚異的な守備範囲をもつナダルはロングラリーになればなるほど力を発揮します。

粘り強く、そして正確なストローク。

これまでなんどもそういった展開で相手を倒してきたナダル。

 

 

不調と言われていますが、そんな逆風を跳ね返して、今回も“キング・オブ・クレー”が健在であることを証明してほしいところですね。

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