主な要因は投手陣の崩壊が原因なのですが、
チーム打率はリーグ断トツトップ、山田、雄平のブレイクなど収穫も大きく、今季に向けての期待値はかなり高いです。
そこで今回は、ヤクルトでブレイクしそうな若手選手を紹介したいと思います。
注目選手一覧
1. 徳山武陽
今年で26歳と、年齢的には決して若くはないのですが先発ローテーションの1角として期待したい投手です。
元々は育成枠で入団した徳山。
決して期待値は高くなかったものの、そこから這い上がり見事昨年はプロ初勝利を記録しました。
テイクバックの小さなフォームから投げられるストレート、スライダーのキレは抜群。
今シーズン、先発ローテーションの1人として二桁勝利を期待したい逸材です。
2. 児山祐斗
即戦力とは言えないかもしれませんが、将来大化けの可能性を秘めたヤクルトの未来のエース。
プロ2年目の19歳とかなり若いですが、マウンド度胸は十分。
臆することなく相手の内角へどんどん投げ込んでいきます。
まだ体格が出来上がってできていないためストレートの最速は140km前後ですが、今後の成長次第では150kmに到達する可能性を秘めています。
まだまだ発展途上ですが、今季中に一軍で見てみたい投手です。
3. 谷内亮太
ポスト宮本として期待されているのがこの谷内。
堅実な守備、50m6秒3の俊足は既にチームトップクラスで、あとは打撃力さえ向上すれば十分にレギュラーとしてやっていける選手です。
最も、大学時代は打撃で鳴らした選手ですので課題というほどのものでもなく、単純にまだまだ経験が足りないだけのように思います。
将来的にはヤクルトの1.2番を任せたい。
そんな期待を持たせてくれる選手です。
4. 杉浦稔大
個人的に今年のセリーグ新人王の筆頭候補に推したい選手です。
ドラフト1位で入団して期待の大きかったプロ1年目は、いきなりキャンプで右肘の怪我に見舞われるなど不完全燃焼の1年に・・。
それだけに杉浦が今季に懸ける思いはかなり大きいはずです。
杉浦の最大の武器は外へ大きく逃げるスライダー。
このスライダーの制球力こそが、今季の活躍の鍵を握っているのではないでしょうか。
先発投手陣不足に悩まされるヤクルトの問題解消へ。
今季の杉浦にかかる期待は大きなものがあります。
まとめ
ヤクルトは昨シーズンこそ最下位だったものの、リーグ最強の打撃陣、FA加入の大引や成瀬の存在を考えると、今季のAクラス入りは現実的な目標として捉えられます。
そこで鍵となってくるのが投手陣。
現在のヤクルトの投手事情を考えると、どの選手にもチャンスは十分にあります。
杉浦を筆頭に、今年は何人か若い投手の台頭を期待したいところです。